秋田県が推進する事業創出プログラム「ドチャベン・アクセラレーター」、通称ドチャベン。ドチャベンとは土着ベンチャーの略で、要するに地域に根ざした起業ということです。
イメージとしては、「秋田県のさまざまな自治体でベンチャーを起こして県全体を盛り上げていこうよ」ということのようで、1年目の昨年は、県央の五城目町と県南の横手市を会場としてビジネスプランコンテストなどが行われました。受賞した4チームはすでに事業を開始、その他にも複数の新規事業が立ち上がってきています。
2年目の今年は、県北では鹿角市、県南は湯沢市を会場に、昨年同様、起業家育成のためのプログラムが行われる予定です。
このドチャベンの仕掛け人の1人が、greenz.jpでも以前取り上げたハバタクの丑田俊輔さん。2013年に廃校となった小学校を利用した五城目町運営のシェアオフィス「BABAME BASE」に事業所を設立、2014年には丑田さん自身が五城目町に移住し、「BABAME BASE」を拠点に田舎発の様々な事業創出を行ってきました。この五城目町が出発点となって現在のドチャベンへとつながったのです。 (さらに…)