こちらの記事は、家庭菜園ウェブマガジン「おうち菜園」で掲載された記事を再構成しました。
魚と野菜の生産を組み合わせ、ひとつの統合システムにする農法「アクアポニックス」。きっと、みなさんの中にも「最近たまに噂を聞くようになった」「テレビや雑誌で見た!」という方がいるかもしれません。
一見、新しい農法のように見える「アクアポニックス」ですが、このアイデア、実は新しいものではありません。統合された水産養殖の先例としては、メキシコの「チナンパ」と呼ばれる農法や、アジアの一部に広がる水田システムが含まれ、古代から存在していました。
しかし、私たちはどのようにこれらの古代技術を知り、現代の(庭にも置けるサイズの)「バックヤードアクアポニックス」までたどり着いたのでしょうか? 今回は、その歴史を振り返ってみたいと思います。 (さらに…)