こちらの記事は、greenz peopleのみなさんからいただいた寄付を原資に作成しました。
友だちから「瀬戸内海の島に日本一の時計職人さんがいる」という話を聴いたのは5年前のこと。ほかの時計職人なら匙を投げる、難しい修理もしてくれるというので、“時計の名医”として全国に知られているのだ、と。
その時計職人こそが、「新光時計店」4代目の松浦敬一さん。昨日、記事でご紹介した合同会社よーそろ代表・井上明さんが活動する大崎下島(おおさきしもじま)の御手洗(みたらい)地区で、150年以上の歴史ある店を受け継ぎ、時をつないできた人です。
しかし、松浦さんが“時計の名医”として知られるようになるまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。 (さらに…)