特集「あしたの郊外」は、茨城県取手市で行われている「取手アートプロジェクト」との共同企画です。アーティストによる自由な「暮らし方の提案」を元に、郊外の可能性を探っていきます。
最近、シャッターが降りたままのビルを見て、寂しさを感じたことはありますか? 人口の減少に伴い、借り手が見つからない古い物件は増え続けています。郊外の空き家もその一つです。
「取手アートプロジェクト(以下、TAP)」では、「取手アート不動産」と「あしたの郊外」というプロジェクトを通じて、アートの力で郊外に増え続ける空き家対策に取り組んできました。
このプロジェクトは、国土交通省による「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」の採択を受けて始まったものです。3年間の助成期間を終えた今、はたして郊外に希望を見出すことはできたのでしょうか。TAPのアドバイザーであるOpen Aの馬場正尊さんと国交省の村上真祥さんに、TAPの挑戦と成果について語っていただきました。 (さらに…)