みなさんは、ものを買うときどんな選び方をしますか?
「とにかく値段!」という人もいれば、「デザインが最優先」という人もいるでしょう。産地や製法、企業の誠実さで選ぶ人もいるかもしれませんね。
「ものが有り余っているいまの時代、マーケティングを駆使して自社製品をどう買ってもらうかということに、意味を感じられないんです」。
そう話すのは、「NPO法人かものはしプロジェクト」共同代表の青木健太さん。カンボジアにものづくりを行う工房を建て、女の子たちのライフスキルを育んできた方です。
greenz.jpでは、そんな青木さんと一緒に、「人を育てるものづくり」という連載を始めることにしました。さまざまな工房を訪れてものづくりの背景を伺い、いまの時代にものをつくるとはどういうことなのか、ものを買うとはどういうことなのかを探る連載です。
今回はそのキックオフとして、青木さんとgreenz.jp編集長・鈴木菜央の対談の場を設けました。かものはしが取り組んできたものづくりと、女の子たちの成長についてお話していただきましょう。 (さらに…)