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Channel: ハマ | greenz.jp グリーンズ
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家族が育てられないなら、社会が育てればいいじゃない。教育や進学の機会が平等にある社会を目指す「カナエール」の挑戦

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ブリッジフォースマイルの植村さん

最近何かと話題な、保育園の問題や、大学進学における奨学金問題。これって、要するに”子どもを社会で育てる”ための課題なのだと思います。

理想はどうであれ、現実問題として、”育てる”という行為が、家族ではやりきれないわけです。社会がどう子どもたちを育てていけるのか、という課題は多くの人にとって自分事になりつつあります。

児童養護施設を頼る子どもたちは全国に3万人以上。子どもたちは18歳で施設を退所しますが、その後の進路における進学率は2割。全国平均7割に比べて大きな格差があります。また、せっかく進学しても、学費も生活費も自分で稼ぎながらの生活。3割もの子どもが中退し、その割合は、全国平均の3倍です。
 
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どんな環境で生まれ育っても、教育や進学の機会は平等にある社会であってほしいと ”資金” と ”意欲” の両面からサポートするのが「カナエール」。自分に自信が持てない傾向にある子ども達が、ボランティアの大人とチームを組み、120日間かけてスピーチをつくり、大勢の観客の前で発表することが奨学金給付の条件です。

このプログラムを運営する「NPO法人ブリッジフォースマイル」の植村百合香さんにお話を聞いてきました。 (さらに…)


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