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Channel: ハマ | greenz.jp グリーンズ
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大切な人を亡くしたときに確実に必要なサポートが受けられる社会を。「一般社団法人リヴオン」8年目の挑戦

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リヴオン「花笑み」
リヴオン設立7周年イベント「花笑み」オープニングにて

特集「マイプロSHOWCASE関西編」は、「関西をもっと元気に!」をテーマに、関西を拠点に活躍するソーシャルデザインの担い手を紹介していく、大阪ガスとの共同企画です。こちらの記事は、会員サイト「マイ大阪ガス」内の支援金チャレンジ企画「Social Design+」との連動記事です。

不確実なことに満ちたこの世界のなかで、ただひとつだけ確実なのは「誰もがいつか死ぬ」ということ。いつか必ず、私たちの誰もが、大切な人との死別を経験します。

大切な人を亡くしたとき、私たちは大きな喪失感を味わいます。悲しみだけではなく、怒りや苛立ち、あるいは安堵など、そのとき自然に生まれる感情やプロセスは「グリーフ」と呼ばれています。

一般社団法人リヴオン」は、「グリーフ」を抱えている人が必要とする心のケア、あるいは社会的な支援や、それらに関する情報が、誰の手にも届く社会をつくるために活動しています。greenz.jpでもたびたび、代表の尾角光美さんインタビューをしてきたので、ご存知の読者も多いかもしれません。

今年は、「自殺対策基本法」の成立を機に尾角さんが初めて自治体から依頼を受け、講演してから10年目の年となります。

この節目に、尾角さんは「団体としての限界」を突破するために、イギリスの大学院に2年間留学することを決断。同時に長年の懸案であった組織づくりにも本格的に着手しました。今は、時差も距離もあるなかで、ビデオ会議システムなどを駆使し、大学院での研究とリヴオンの運営を両立しています。

前回のインタビューから2年足らずですが、さらに変化しつつあるリヴオンのお話を伺うために東京のオフィスを訪ねました。 (さらに…)


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