Quantcast
Channel: ハマ | greenz.jp グリーンズ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 266

考えるより、動いて学んで変えていく。川の急流をゴムボートで下るラフティングの元日本代表・柴田大吾さんが、自然の近くで地域に根ざした活動を始めたワケ

$
0
0

160618_035

特集「マイプロSHOWCASE 東京・西多摩編」は「西多摩の未来を考える!」をテーマに、西多摩を拠点に活躍するソーシャルデザインの担い手を紹介し、西多摩での新たなイノベーションのヒントを探る羽村市・青梅市との共同企画です。

自然の近くで暮らしたり、働きたいと思ったことはありますか?

山や海に囲まれて、自分らしく生きる姿を想像したらとってもワクワクする反面、実行してみようと思っても、何から始めたらいいか見当がつかない人は多そうです。

川の急流をゴムボートで下るラフティングというスポーツで、国内ただ一人のラフティングプランナーとして活躍する柴田大吾さんは、実際に自然の近くで活動を始めた一人です。

2010年3月に、神奈川県から東京都青梅市の御岳渓谷に移住して、自ら仕事をつくり始めました。ちなみに、ラフティングプランナーという肩書きは、柴田さん自身が考えたものです。

その仕事内容は、

・御岳渓谷の多摩川で開催するパドリングスポーツの競技会「御岳カップ」などの大会企画
・地域に根ざした「みたけレースラフティングクラブ」の運営
・レースラフティングの選手に技術指導をする講習会や初心者向け体験会の開催

など多岐に渡ります。

また、柴田さんは御嶽駅から徒歩約1分の素泊まり宿「駅前山小屋A-yard」も経営。御岳カップや体験会の参加者をはじめ、国内外から御岳渓谷を訪れる観光客、出張のサラリーマンなどに利用されています。

ラフティングという競技を盛り上げたくてラフティングに最適な環境のここに移住しましたが、地域のことは詳しくなくて、そこは結構ノープランだったんですよ。

でも住んでみたら、クライミングや登山など、他のアウトドアスポーツも盛んで、地域の人も新しく訪れる人に寛容な場所でした。

だから今はアウトドアスポーツ全体で青梅市を盛り上げる取り組みを目指しています。まだまだ全然ですけどね。

移住当初はラフティングにしか目を向けていない柴田さんでしたが、御岳エリアに住んでから少しずつ考えが変わり、アウトドアスポーツ全体、そして地域にも目を向けた活動にシフトしていったのだとか。どんな体験から学んで、今の仕事のスタイルが生まれたのでしょう。 (さらに…)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 266

Trending Articles